20代男のモラトリアム

強くなれ、弱いままなら悲鳴を上げられなくなる日がくる

日本の若者がお金が貯まらない3つの理由【高コストの暮らしに慣れた日本人】

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〜毎日、必死で働いていた

文字通り身を粉にして働いていたがお金が貯まらない

平日働いて、休日は適度にリフレッシュ。

そしてまた次週の仕事を頑張る自分を整える

その繰り返し〜             イレブン社畜時代の日記より

 

  • 家計簿をつけるなんて面倒
  • 毎日食いっぱぐれることがないから考えてない
  • 正社員で働いているから大丈夫

 

働き方改革は進んでいる。

海外で暮らしている今、以前働いていた重労働環境は年々改善されつつあり少し羨ましうも思う。

しかし働き方改革が進んだところでそれは個人のお財布事情とは一切関係のない話であるため今後も「お金」について自分の考えを持たない者は次第に弱い立場に追いやられるだろう。

 

結論は自分の身を守るのであれば少しづつ「お金」について知識を蓄えるのが「吉」

何を学べばいいかわからないというのは実のところ俺も同じだからこれから一緒に考えていきたい

 

今日はまずお金が貯まらないと思っている人に理由を示そう

 

 

 

 

 

 

 

日本の若者がお金が貯まらない3つの理由はこれだろう

 

①お金の使い方を学校や家で教わらない

②消費活動を刺激される環境にいる

③飢えを知らない

 

お金の使い方を学校や家で教わらない

2018年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると学校等でお金の知識を学んだと回答した割合が約3%だった

 

現代を生きる日本人は個人で「お金」について学ばなければならないのだ

親が「お金」について明るい人であればそれはラッキーであろう

 

しかしほとんどの人はいわゆる「ググれかす」と世間から見放されているわけだ

 

 

 

 

消費活動を刺激される環境にいる

テレビやネットで必ず目にする「広告」は

「広告を見てくれた人の消費活動を刺激するため」の広告を作っている

そんなものを毎日見ていたらやはり普通は何かを買いたくなるもの

 

それに今の日本は便利すぎる

徒歩圏内にコンビニがあり、大型のショッピングモールも地方でさえ何店舗もあり、飲食店に入れば安価で高品質のサービスと保証された食事を取れる。

働いて得るお金とストレスを上手くコントロールするために消費に走るのも無理はない。

 

コンビニで100円コーヒーを我慢する社会人も少ないだろう

小さな消費が積み重なり、月で見ると無視できない金額を平気で使ってしまう。

利便さばかり求めた生活はコストがかかりすぎるのを理解すべきだろう

 

飢えを知らない

 

これは俺の個人的な経験によるものだが

少ないタネ銭で海外に逃亡した初期の頃、ついに資金がそこを尽き明日の宿代すら払えないという事態を招いた

 

幸い、周囲の人達に救われ危機を脱したのだが

「海外でホームレスになってしまう」という危機をまざまざと実感してから

「お金」に対する考え方を見直すようになった。

 

20世紀に入り飢餓で死ぬ人口も徐々に減りつつある

そんな中で明日も食べていけるようにという危機感を持って生きる方が難しいだろう

 

 

だから一度失敗し、お金について本当に困った人はお金との付き合い方が上手くなるのだろう。

 

同じ経験をしろとは言わない

 

だがお金について悩んでいる人は貯まらない理由を理解し

一つ一つ自分の現状にあった対策をしていくべきだろう

プロフィール

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どこにでもいる20代の男

社会人を経て訪れた遅いモラトリアム、だがこれは思いの外自分以外にも感じている人が多いと最近気付いた。

 

これまでの経験とこれからの挑戦を同年代やそれより下の世代に少しでも役に立ててもらいたいと思いブログを始めた。

もちろん俺を反面教師としてこのブログを見ていってほしい

 

順風満帆な人生を歩んできた、少なくとも周囲から見れば..

 

高校は地元の進学校に入学

大学受験も公募推薦という形で周囲の誰よりもいち早く決まり、実家から通える私立の理系大学に入学

浪人も留年もせずストレートで卒業

 

就職活動も練習と思い、採用時期が早い会社からちらほらと受けていたら

なんとなく内定をもらい早々に辞めてしまった。

 

大手とは言えないが中堅の中でも上位の会社に総合職として就職した

ここから地元を出て地方での暮らしが始まった。

 

理系の大学に入ったのだから研究職に就職すれば良かったものの

ヒルな俺は周囲と違う道を選んだ

 

せっかく親に学費を出してもらって、研究職にもつける資格を取ったのに

取った資格を翌年には更新の手続きをせず捨ててしまうという暴挙に出る。

 

それが災いしたのか、入った業界はいわゆるブラックな雰囲気が漂う会社

社長絶対主義の会社、サービス残業当たり前、土日祝休みではあったが鳴り止まない会社携帯..

 

月100時間〜150時間は残業をするという日々を新卒で早々に経験する。

共に入社した同期120人は瞬く間に辞めていく..

 

気づけば3年という時が経った頃には同期と呼べる人間は30人程度まで絞られていた

 

ただ給料はそこまで悪くはなかった

おかげで俺の苦労を知ってか知らずか親は喜んでいた

「いい会社なんだから続けなさい」と

 

夢も目標もなく、ただただ仕事を続ける毎日

幸いにも仕事の適性はそこまで悪くなかったみたいで評価は悪くはなかった

だが意識が低い俺は頑張ろうともせず、3年経った頃にはいわゆるどこにでもいる

部下を育てて上司の機嫌を伺う中間管理職に就いていた

 

だがストレスが過多の職場、せっかく稼いだ給料も

何に使っているのかよくわからないまま消えていく

 

時間がないから3食コンビニ、外食生活

身だしなみを整えなければならないから月1の美容室、スーツ代

会社での飲み会、落ち込んでいる部下を励ますために飯を奢ったり..

 

お金のこと、これからの自分の生活のこと、一切考えられなくなっていた

 

その異変には気づいていたが打開するために頭のリソースを割く程余裕はなく

だらだらと働き、親の言い付けの「とりあえず3年」を乗り越え退職を決意した

 

転職を考えていたが、何を思ったのか今は海外で暮らしている

今はオーストラリアでワーキングホリデーをしているところだ。

社会人の頃より自分の時間が増えたため、いろいろ勉学にも励んでいこうと思っている

 

いわゆる社会のレールから外れた典型的な例だろう。

今日から毎日、学んだこと・関心のあること

20代で社会のレールを踏み外してしまった者の視点で書いていこうと思う。

 

どうぞよろしく