20代男のモラトリアム

強くなれ、弱いままなら悲鳴を上げられなくなる日がくる

プロフィール

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どこにでもいる20代の男

社会人を経て訪れた遅いモラトリアム、だがこれは思いの外自分以外にも感じている人が多いと最近気付いた。

 

これまでの経験とこれからの挑戦を同年代やそれより下の世代に少しでも役に立ててもらいたいと思いブログを始めた。

もちろん俺を反面教師としてこのブログを見ていってほしい

 

順風満帆な人生を歩んできた、少なくとも周囲から見れば..

 

高校は地元の進学校に入学

大学受験も公募推薦という形で周囲の誰よりもいち早く決まり、実家から通える私立の理系大学に入学

浪人も留年もせずストレートで卒業

 

就職活動も練習と思い、採用時期が早い会社からちらほらと受けていたら

なんとなく内定をもらい早々に辞めてしまった。

 

大手とは言えないが中堅の中でも上位の会社に総合職として就職した

ここから地元を出て地方での暮らしが始まった。

 

理系の大学に入ったのだから研究職に就職すれば良かったものの

ヒルな俺は周囲と違う道を選んだ

 

せっかく親に学費を出してもらって、研究職にもつける資格を取ったのに

取った資格を翌年には更新の手続きをせず捨ててしまうという暴挙に出る。

 

それが災いしたのか、入った業界はいわゆるブラックな雰囲気が漂う会社

社長絶対主義の会社、サービス残業当たり前、土日祝休みではあったが鳴り止まない会社携帯..

 

月100時間〜150時間は残業をするという日々を新卒で早々に経験する。

共に入社した同期120人は瞬く間に辞めていく..

 

気づけば3年という時が経った頃には同期と呼べる人間は30人程度まで絞られていた

 

ただ給料はそこまで悪くはなかった

おかげで俺の苦労を知ってか知らずか親は喜んでいた

「いい会社なんだから続けなさい」と

 

夢も目標もなく、ただただ仕事を続ける毎日

幸いにも仕事の適性はそこまで悪くなかったみたいで評価は悪くはなかった

だが意識が低い俺は頑張ろうともせず、3年経った頃にはいわゆるどこにでもいる

部下を育てて上司の機嫌を伺う中間管理職に就いていた

 

だがストレスが過多の職場、せっかく稼いだ給料も

何に使っているのかよくわからないまま消えていく

 

時間がないから3食コンビニ、外食生活

身だしなみを整えなければならないから月1の美容室、スーツ代

会社での飲み会、落ち込んでいる部下を励ますために飯を奢ったり..

 

お金のこと、これからの自分の生活のこと、一切考えられなくなっていた

 

その異変には気づいていたが打開するために頭のリソースを割く程余裕はなく

だらだらと働き、親の言い付けの「とりあえず3年」を乗り越え退職を決意した

 

転職を考えていたが、何を思ったのか今は海外で暮らしている

今はオーストラリアでワーキングホリデーをしているところだ。

社会人の頃より自分の時間が増えたため、いろいろ勉学にも励んでいこうと思っている

 

いわゆる社会のレールから外れた典型的な例だろう。

今日から毎日、学んだこと・関心のあること

20代で社会のレールを踏み外してしまった者の視点で書いていこうと思う。

 

どうぞよろしく